催しのご案内

講演会 宮沢賢治を親子で読もう

講師:小野かおるさん ・ 脇 明子さん

日 時:2003年11月29日(土) 14:00〜16:00
会 場:ノートルダム清心女子大学 中央棟4階640ND
     岡山市伊福町2−16−9 (TEL:086−252−1155)
     (大学構内には駐車場がありません。必ず、近隣の駐車場をご利用ください。)

         地図

  

 いま、絵本の読み聞かせの大切さは、広く知られるようになっていますが、絵を楽しむことから文字を読むことへのハードルが越えられず、やがては本嫌いになる子どもが多いことも、明らかになってきました。
 そんな子どもたちが、文字だけの本の楽しさを知るためには、控えめな挿絵だけに助けられながら、しっかりした物語を楽しむ経験が必要ですが、派手な絵でないと喜ばれない時代、そんな本はなかなか見つからなくなってしまいました。
 だったら、私たちで作ろうよと考えたのが、画家の小野かおるさんと、その仲間たちです。宮澤賢治の物語のなかから、特に子どもに読んでほしい3つの短編、『なめとこ山の熊』『セロ弾きのゴーシュ』『狼森と笊森、盗森』を選び、賢治の原文そのままでも朗読しやすくする工夫をこらし、想像力をじゃましない黒だけの挿絵をつけました。
 最初に思いついてから3年あまり、ようやくこの10月、丹精をこめた3冊の本が完成し、古今社から刊行されます。そこで、この3つの物語のどこがどうすばらしいかということを脇さんから、本ができるまでの道のりのお話を小野さんから、じっくり語っていただくことにしました。宮澤賢治の物語の力、言葉の楽しさを味わって、ぜひ子どもたちに、読んであげてください。

宮沢賢治の本

参加費:一般1000円、大学生500円、高校生以下は無料
     岡山子どもの本の会会員は無料 準会員は500円
     当日、入会することもできます(年会費3000円、学生会員と準会員1500円)
主 催:岡山子どもの本の会(代表 脇 明子)
問い合わせ先:TEL 086−281−6612(吉備こどものとも社)

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