講演会 伝えることを失うまえに
……物語とイメージの伝承について……
講師:島 多代さん
日 時:2003年5月17日(土) 14:00〜16:00
会 場:ノートルダム清心女子大学 中央棟3階630ND
岡山市伊福町2−16−9 (TEL:086−252−1155)
(大学構内には駐車場がありません。必ず、近隣の駐車場をご利用ください。)
地図
参加費:一般1000円、大学生500円、高校生以下は無料
岡山子どもの本の会会員は無料 準会員は500円
当日、入会することもできます(年会費3000円、学生会員と準会員1500円)
主 催:岡山子どもの本の会(代表 脇 明子)
問い合わせ先:TEL 086−281−6612(吉備こどものとも社)
みなさんは、子どもの本の国際連合ともいわれるIBBY(国際児童図書評議会)をごぞんじですか。今年、設立50周年を迎えるIBBYは、子どもの本にかかわる人たちの世界的なネットワークで、世界じゅうの子どもたちがよい本に出会って幸せに育ち、また、本を通して国際理解を深め、平和な世界を築く力になれるようにと、さまざまな活動を続けてきました。
島多代さんは、1998年から2002年まで、このIBBYの会長という重責を果してこられました。また、詩人のまどみちお氏の作品を海外に紹介し、まど氏が日本人としてはじめて国際アンデルセン賞の作家賞を受賞するきっかけを作るなど、幅広く国際的なお 仕事をなさっています。
島さんはまた、絵本の収集家、研究家でもいらっしゃって、絵本の歴史に関する著作のほか、最近では上野の国際子ども図書館を拠点に、歴史的イラストレーションのデータベースを作って公開することにも力を注いでおられます。
その島さんが最近特に気になさっているのが、物語やイメージなどの文化を、次の世代に伝えるという営みが、世界各地で失われつつあるということです。それがどんなに深刻な問題をもたらすのか、伝えることはなぜ必要なのか、ということを中心に、幅広い活動のなかで考えてこられたことを、話してくださる予定です。
バックナンバー
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例会「テディ・ベアから 『なめとこ山の熊』 まで」(2003.1.25)
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