講演会のご案内

テレビ・ビデオ・コンピュータゲームが
子どもの脳を破壊している!
−キレる、注意散漫、多動、友達と遊べない、言葉がしゃべれない−


講師:片岡直樹先生

日時:2003年年3月8(土) 14:00〜16:00
会場/ノートルダム清心女子大学 本館2階520ND
      岡山市伊福町2−16−9 (TEL:086−252−5261)
      (大学構内には駐車場がありません。必ず、近隣の駐車場をご利用ください。)
参加費:一般1000円、大学生500円、高校生以下は無料
     岡山子どもの本の会会員は無料 準会員は500円
     当日、入会することもできます(年会費3000円、学生会員と準会員1500円)
主 催:岡山子どもの本の会(代表 脇 明子)
後 援:岡山県教育委員会
問い合わせ先:TEL 086−281−6612(吉備こどものとも社)

 日本でテレビ放送がはじまって50年、いまや、テレビとともに育った人たちが親になり、赤ちゃんのときからテレビがつきっぱなしの状態で育つ子どもも珍しくありません。。テレビだけでなく、幼児用ビデオ、ゲームなどの普及もめざましく、いまや幼児がパソコンをいじっても、だれも驚かない時代です。しかし、そういうことの弊害については、漠然と気にかけている人は多くても、研究がむずかしいことや、テレビ中心のマスコミでは取り上げられにくいこともあって、十分には問題にされてきませんでした。
 そんななかで、川崎医科大学小児科教授の片岡直樹先生は、現場でのたくさんのご経験から、テレビやビデオ、ゲーム、早期教育などに「はまる」ことが、子どものたちの心を深刻にむしばんでいるのではないかということにいち早く気づかれ、警告を発してこられました。断片的な知識は豊富に見えても、言葉でのコミュニケーションができなかったり、まわりの人間との自然な愛着が持てなかったり……あちこちでそんな子どもたちに出会って、疑問や不安をいだいておられる方も多いのではないでしょうか。
 今回はその片岡先生に、こうした問題について、たくさんの事例と専門知識をもとに、わかりやすく話していただけることになりました。直接「本」にかかわるお話ではありませんが、なぜ子どもには絵本を読み聞かせることが必要なのかを考える上で、基本となるお話がうかがえそうです。また、いま岡山のいくつかの自治体で実施され、注目を集めているブックスタートの意義を考えるにあたっても、先生のお話は大きな手がかりとなりそうです。

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