赤羽末吉の人生と絵本
講師：赤羽茂乃さん
日時：２０１８年３月１７日（土） １４：００〜１６：００
会場：ノートルダム清心女子大学　（教室未定）
　 　　　岡山市伊福町２−１６−９ （ＴＥＬ：０８６−２５２−１１５５）
　 　　　（大学構内には駐車場がありません。必ず、近隣の駐車場をご利用ください。）

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昔話は、本来は語ることによって伝えられてきたもので、絵本にするのはとてもむずかしく、たくさん出版 されてはいるものの、文句なしに成功しているものは、ほんのわずか。そんななかで、この方ばかりは別格と言えるのが、赤羽末吉さんです。最初に手がけられた『かさじぞう』から、『だいくとおにろく』『ももたろ う』『つるにょうぼう』などの、日本の昔話絵本、『スーホの白い馬』『王さまと九人のきょうだい』『ほし になったりゅうのきば』などの、アジアの昔話絵本……どれも、私たちにとって、とびっきりの宝物と言えるものばかりです。１９８０年には、それまでの業績に対して、日本人としてはじめて、国際アンデルセン賞を 受賞されました。 　絵本だけではなく、昔話集の挿絵や表紙絵にも、読み聞かせで子どもたちの心をとらえることうけあいの、 あの『白いりゅう　黒いりゅう』がありますし、１９９０年に亡くなられてから５年もたって、美しい彩色画を含むたくさんの挿絵を収めた『日本の昔話』５巻本（小澤俊夫再話）が出版されたのは、本当にうれしい びっくりでした。 　今回、赤羽末吉さんのことを語ってくださるのは、赤羽さんの息子さんのお連れ合いの、赤羽茂乃さん。義 理のお父さまが亡くなられてから、遺されたものを整理したりなさるなかで、そのお仕事に改めて関心を持た　れ、いろいろ調べるようになられたそうで、赤羽さんのお仕事のことだけでなく、ご家族からごらんになった 日常のお姿についても、語っていただけそうです。どうぞお楽しみに。

参加費：一般１０００円、大学生500円、高校生以下は無料
　　　　　岡山子どもの本の会会員と学生会員は無料　準会員は５００円
　　　　　当日、入会することもできます（年会費３０００円、学生会員１５００円、準会員２０００円）
主　催：岡山子どもの本の会（代表　脇　明子）
後　援：岡山県教育委員会、岡山市教育委員会
問い合わせ先：ＴＥＬ　０８６−２８１−６６１２（吉備こどものとも社）

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