《岡山子どもの本の会選書セミナー2016》
「人格」に出会うということ

日時：２０１５年９月１８日（日） １４：００〜１６：００
会場／岡山国際交流センター　７Ｆ　多目的ホール
　 　　　　岡山市北区奉還町２−２−１ （ＴＥＬ：０８６−２５６−２９０５）
　　　　　　　　　（ＪＲ岡山駅から徒歩５分）

最近、はやりの絵本を見ていて気になるのが、とっぴな「キャラ」の氾濫。気がつくと、まわりの人たちとの交流が苦手になった子どもたちや若者たちまでが、「キャラ」をかぶってすごし、本当の自分はその仮面の下で、窒息しそうになっているようです。 　「キャラ」でない本当の自分をあらわす言葉として、私たちが考えたのが、「人格」という言葉。「キャラ」は変化しないけれど、「人格」は変化し、育っていくというのがポイントです。見渡すと、『ゆうかんな女の子ラモーナ』や『ふたりのロッテ』から、『運命の騎士』や『影との戦い』まで、「人格」の育ちを見事に描いた物語はいっぱいありますし、幼い子どものための絵本にも、きっとこれなら、「人格」の育　ちを支えてくれるだろうなと思えるものが、いろいろ見つかります。 　ひとつ、新たに発見したのが、「自然には人格を育てる力がある」ということ。そのすてきな一例が『かぜフーホッホ』ですが、ほかにもいろんな絵本や物語を紹介しながら、子どもたちの「人格」を育てるために必要なことや、「キャラ」化しつつある若者たちを、その殻から救出するすべを、みなさんといっしょに考えていきたいと思います。 　会場は、岡山駅西口からノートルダム清心女子大学のほうにむかって広い道を少し行き、奉還町商店街の手前で左へ折れてすぐの右側にあり、駅から徒歩５分程度です。すぐそばに岡山駅西口パーキング（有料）があります。いつもの会は土曜日ですが、今回は日曜日の開催なので、おまちがえなく。

参加費：一般５００円、大学生３00円、高校生以下は無料
　　　　　岡山子どもの本の会会員と学生会員は無料　準会員は３００円
　　　　　当日、入会することもできます（年会費３０００円、学生会員１５００円、準会員２０００円）
主　催：岡山子どもの本の会（代表　脇　明子）
問い合わせ先：ＴＥＬ　０８６−２８１−６６１２（吉備こどものとも社）

講演会、例会案内バックナンバー