とびっきりの少年文学を子どもたちに
講師:脇明子さん
日時:2016年7月9日(土) 14:00〜16:00
会場:ノートルダム清心女子大学 中央棟3F630ND
岡山市伊福町2−16−9 (TEL:086−252−1155)
(大学構内には駐車場がありません。必ず、近隣の駐車場をご利用ください。)
地図
久しぶりに、主宰している「岡山子どもの本の会」で、講演をさせていただくことになりました。 このところ私は、もっぱら、子どもとメディアの問題や、「生きる力」を育てるのに読書がどう役に立つかという問題について、あちこちでお話をさせていただいておりますが、残念なのは、大好きな児童文学作品そのものについて語る機会がめったにないこと。そこで今回は、子ども時代の愛読書から、最近翻訳したマクドナルドの『北風のうしろの国』まで、男の子が大活躍する物語を中心に、それぞれの魅力や、全部に共通しているよさを語らせていただくことにしました。 取り上げたいと思っているのは、『北風……』のほか、北畠八穂『悪たれ童子ポコ』、ディヤング『丘はうたう』、パピイ『小さな魔法使い』、シュナック『おもちゃ屋のクリック』、アントーノフ『緑の谷』など。ご存じないものだらけだとは思いますが、どれも、本当に子どもにやれそうなことを積み重ねていって、みごとに問題解決をやってのけるのが、痛快でうれしくなってしまうお話ばかり。どこがどうすてきかをご紹介しながら、子どもにとって本当にうれしいのはどんな物語かを探っていきたいと思っています。お楽しみに。(脇 明子) レジュメや挿絵などの資料(9ページ)を準備中で、一部朗読による紹介も予定しています。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |