わらべうた力の秘密を探る

日時:2014年5月31日(土) 14:00〜16:00
会場:ノートルダム清心女子大学 中央棟4F640ND
     岡山市伊福町2−16−9 (TEL:086−252−1155)
     (大学構内には駐車場がありません。必ず、近隣の駐車場をご利用ください。)

         地図

 「岡山子どもの本の会」ではじめてわらべうたを取り上げたのは、2004年5月。『にほんのわらべうた 』全四巻(福音館書店)の著者であり、つくば市で「とんとんやかた」という音楽教室を開いておられる近藤信子さんをお招きしての、『わらべうたであそぼう』と題した講習会は、いつもの講演会とはまったくちがう、ダイナミックで心が解き放たれるような体験となりました。
 しかし、絵本や物語の本なら、いいものに出会ったらすぐさま身近な子どもたちに手渡していくことができますが、わらべうた遊びを手渡すのは、そうかんたんではありません。うたはすぐに覚えられても、いろんな年齢の子どもたちにどうやって遊び方を教えればいいのか、ひとつのうたでもいろいろと変えられる遊び方のどれを選べばいいのか、わらべうた遊びははじめてという子どもたちを、どうやって遊びに誘えばいいのか、最初はみんなすばらしいと確信してはいても、実行となると、とまどうことだらけでした。
 でも、幸いなことに、岡山にご縁のあるわらべうた遊びの指導者、吉村玲子さんに出会い、ノートルダム清心女子大学のゼミや授業にわらべうた遊びを取り入れることからはじまって、いまや、学生たちが幼稚園の子どもたちとわらべうたでたっぷり遊んだり、現場に出たばかりの若手会員が親子の集いでわらべうた遊びの指導をしたりできるまでになりました。その過程で、なぜわらべうた遊びにこんなに大きな力があるのかということも、ずいぶんはっきりしてきました。
 そこで、近藤さんの講習会からちょうど10年のいま、これまでに学んできたことをご報告するとともに、参加者のみなさんがそれぞれの現場ですぐにでもわらべうた遊びに取りかかれるように、私たちが経験から学んだ実践のためのノウハウをお伝えします。吉村玲子さんも参加してくださり、その場で遊ぶことも楽しんでいただく予定です。
   

参加費:一般500円、大学生300円、高校生以下は無料
     岡山子どもの本の会会員と学生会員は無料 準会員は300円
     当日、入会することもできます(年会費3000円、学生会員1500円、準会員2000円)
主 催:岡山子どもの本の会(代表 脇 明子)
問い合わせ先:TEL 086−281−6612
(吉備こどものとも社)

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