わたしが出会ったポーランドの児童文学
講師/田村和子さん
日時:2013年6月1日(土) 14:00〜16:00
会場:ノートルダム清心女子大学 中央棟3F630ND
岡山市伊福町2−16−9 (TEL:086−252−1155)
(大学構内には駐車場がありません。必ず、近隣の駐車場をご利用ください。)
地図
みなさんはポーランドのことをどれくらいご存じでしょうか。ドイツとロシアにはさまれて、苦難の歴史を歩んできたポーランドは、ショパンの音楽に代表されるように、魅力あふれる独自の文化を持った国でもあります。『やぎと少年』などのシンガーも、絵本作家センダックの両親も、ポーランド出身でした。ナチスのユダヤ人迫害から子どもたちを護ろうとしたコルチャック先生のことも忘れるわけにはいきません。 そんなポーランドで、いま人気絶大なのが、1970年代以降のポズナニを舞台に書き継がれているムシェロヴィチのシリーズ。岩波書店で出された『クレスカ15歳 冬の終りに』と『金曜日生まれの子』は温かい人間関係の魅力で根強い人気を誇っていますが、じつは「その前」や「その後」を描いた作品も多数あり、すでに4冊が、おなじ田村和子さんの翻訳で未知谷から出版されています。 今回は、『ワルシャワの日本人形』(岩波ジュニア新書)という著書もおありで、ボーランドをよくご存じの田村和子さんをお招きして、ポーランドの文化のことや、さまざまな魅力を持ったポーランドの児童文学のことを話していただきます。当日は本の販売も予定していますので、お楽しみに。 |