子ども・ことば・自然
講師/山田馨さん
日時:2011年6月4(土) 14:00〜16:00
会場:ノートルダム清心女子大学 中央棟630ND
岡山市伊福町2−16−9 (TEL:086−252−1155)
(大学構内には駐車場がありません。必ず、近隣の駐車場をご利用ください。)
地図
山田馨さんは、岩波書店の編集者として、長年、児童書や教育書の編集にたずさわってこられました。主なお仕事に、石井桃子さんの『幻の朱い実』や、斎藤惇夫さんの『ガンバとカワウソの冒険』、河合隼雄さんや谷川俊太郎さんなどによる『シリーズ授業−−実践の批評と創造』などがおありです。 石井桃子さんとは30年ほどにわたるおつきあいで、編集者として荻窪のお宅におじゃましては、紅茶を飲みながらよもやま話をされたそうですし、谷川俊太郎さんとはこの15年あまりとても親しくされていて、山田さんが秩父で借りておられた小さなログハウスに、谷川さんと河合隼雄さんが遊びにこられて、三人で寝袋を並べて夜中まで語り合われたこともあったとのこと。ほんとに夢のような時間ですね。 最近山田さんは、谷川俊太郎さんとお二人で、八回に及ぶ対談から成る本、『ぼくはこうやって詩を書いてきた』を出されました。これは谷川さんの子ども時代から現在までを、読者代表としての山田さんが選んだ八十八の詩を俎に載せ、お酒を酌み交わしながら語られたもので、「詩ってなんだろう?」「詩って、どうやって書くの?」という素朴な疑問に答えてくれる、すばらしい本です。当日は、前もって谷川さんがサインなさったこの本を持ってきて販売してくださるとのこと。お話とともに、それもお楽しみに。 ![]() ![]() ![]() |