映像メディアの光と影
後天性発達・コミュニケーション・人格障害
キレル・学力低下・不登校・ニート・反社会的事件の源にあるもの
講師/田澤雄作さん
日時:2010年10月9(土) 14:00〜16:00
会場:ノートルダム清心女子大学
岡山市伊福町2−16−9 (TEL:086−252−1155)
(大学構内には駐車場がありません。必ず、近隣の駐車場をご利用ください。)
地図
身のまわりにあるのがあたりまえで、とても便利だし、楽しいし、と思われている映像メディア、電子メディアが、じつは子どもの発達にとって危険なものかもしれないということが、ようやくある程度認識されるようになってきました。でも、メディアに頼ったいまの生活を変えたくはないし、なんとなく気にしているだけ、という方が、多いのではないでしょうか。 国立病院機構仙台医療センター小児科医長の田澤雄作先生は、日本でいちはやくこの問題に取り組んでこられた方のお一人で、2004年には日本小児科医会「子どもとメディア」対策委員会の中心となって、〈「子どもとメディア」の問題に対する提言〉を発表され、その後も、小児科医むけの「21世紀の問診票」を作成なさるなど、先頭に立って子どもたちのために尽くしてこられました。 今回は、メディア漬けや、親子のコミュニケーション・現実体験の希薄化、行きすぎた競争等によって、子どもたちがどんなふうに後天性の発達障害、コミュニケーション障害、人格障害にまで追いこまれているか、その病的なからくりを多様な事例によって解き明かし、問題解決のための予防と治療についても話してくださる予定です。 この大きな問題についての共通認識を深め、解決への希望を持って大きな一歩を踏み出すために、ぜひたくさんの方に耳を傾けていただきたいと願っています。 ![]() ![]() ![]() ![]() |