特別企画　『子どもと自然』

講師：河合雅雄さん、工藤直子さん
日時：２００９年５月２３日（土） １３：３０〜１６：００
会場：ノートルダム清心女子大学　　クビリーホール３Ｆ９００Ｃ
　 　　　岡山市伊福町２−１６−９ （ＴＥＬ：０８６−２５２−１１５５）
　 　　　（大学構内には駐車場がありません。必ず、近隣の駐車場をご利用ください。）

　　　　　　　　　地図

　河合雅雄さんは、世界の霊長類研究の第一人者として、京都大学霊長類研究所所長、日本モンキーセンター所長等を歴任してこられました。著書には『森林がサルを生んだ』『人間の由来』『子どもと自然』『サル学者の自然生活讃歌』などがあり、子どもの本の分野では、丹波篠山での少年時代をみずみずしく描いた『少年動物誌』や、草山万兎というペンネームによる動物物語『ゲラダヒヒの星』で親しまれています。
　河合さんのご研究で特に重要なのは、宮崎県幸島のニホンザルが新しい文化を生み出したことなどを手がかりに、人間がどんな過程をたどっていまのような文化や社会、言葉などを持つに至ったかを深く探求してこられこと。今回は、スライドを使ってニホンザルの子どもの成長をたどり、それに対していまの人間の子どもたちはどうなのか、自然から切り離されてしまってはたして大丈夫なのかという問題にも触れてくださる予定です。ボルネオのジャングルで行ってこられた体験学習のお話もおうかがいできるかもしれません。
　ごいっしょに来てくださるのは、河合さんの仲良しのお友だちで、『のはらうた』でおなじみの工藤直子さん。まずは工藤さんから、お二人のおつきあいのことを中心にお話しいただき、それから河合さんのお話をお聞きして、残った時間でお二人に子どもと自然をめぐる楽しい対談をくりひろげていただく予定です。
　いつもより開始時刻を早めておりますので、ご注意ください。

　　　 　　


参加費：一般１０００円、大学生500円、高校生以下は無料
　　　　　岡山子どもの本の会会員と学生会員は無料　準会員は５００円
　　　　　当日、入会することもできます（年会費３０００円、学生会員と準会員１５００円）
主　催：岡山子どもの本の会（代表　脇　明子）
問い合わせ先：ＴＥＬ　０８６−２８１−６６１２（吉備こどものとも社）

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