講演会のご案内

講演会 『ニルスからピッピへ、そして今
        スウェーデンの子どもの本を語る〜』

講師:
菱木晃子さん
日時:2008年11月22日(土) 14:00〜16:00
会場:ノートルダム清心女子大学  中央棟4F 640ND
     岡山市伊福町2−16−9 (TEL:086−252−1155)
     (大学構内には駐車場がありません。必ず、近隣の駐車場をご利用ください。)

         地図

 わんぱくな男の子が、いたずらをしすぎて小人にされ、渡り鳥の群れといっしょにスウェーデンじゅうを旅する物語『ニルスのふしぎな旅』は、ノーベル賞作家ラーゲルレーヴによって、およそ百年前に書かれました。これまでにもいくつかの邦訳で親しまれていましたが、菱木晃子さんによる新訳は、お母さんがしてくれるお話のようにあたたかく、「こんなにおもしろいお話だったのか」と大評判です。
 スウェーデンをはじめとする北欧諸国は、短い夏のあいだにしっかり自然に親しむという習慣のせいもあってか、子どもの自然体験をいきいきと描いた児童文学の宝庫ですが、菱木さんはスウェーデンの児童文学の紹介者として、リンドグレーンの『長くつ下のピッピ』の新訳のようなお仕事から、これまで日本では知られていなかったヴォールの『マイがいた夏』、トールの『海の島』など、思春期の少年少女の姿をあざやかに描いた新しい作品の発掘まで、精力的に活躍しておられます。
 いま、北欧の教育や子どもたちの暮らしぶりが注目されていますが、菱木さんはたびたびスウェーデンを訪れておられるので、作品とその背景について、いろんな角度からのお話がうかがえそうです。作品に関連する写真もいろいろ見せてくださるそうですので、お楽しみに。

      


参加費:一般1000円、学生、準会員500円、高校生以下は無料
     岡山子どもの本の会会員は無料 準会員は500円
     当日、入会することもできます(年会費3000円、学生会員と準会員1500円)
主 催:岡山子どもの本の会(代表 脇 明子)
後 援:岡山県教育委員会
問い合わせ先:TEL 086−281−6612
(吉備こどものとも社)

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