催しのご案内

例会 本を選ぶ目を養うために(二)

日時:2008年2月2日(土)   午後2時から4時
会場:ノートルダム清心女子大学  中央棟3F 630ND

         地図

 昨年12月に開かれた例会「本を選ぶ目を養うために(一)」では、絵本を中心に、いま読み聞かせなどでよく取り上げられるけれどもあまりいいとは思えないものを取り上げ、似た題材の本当にいい絵本と比較しながら、どこがどう問題なのかを具体的に見ていき、たしかな判断基準を持つための有力な手がかりをつかむことができました。
 次回はその第二弾として、昔話を中心に、お話の教訓性の問題を取り上げます。子どもの本は教訓的でなければ、と思っている人は多く、余分な教訓が付け足されてへんてこになった昔話絵本が、子どもたちのまわりにあふれています。だったら、お話に教訓があってはだめなのかというと、そうではないはずです。いい意味での教訓性と、お話をゆがめる教訓性とのちがいについて、具体例を挙げながら見ていきたいと思っています。
 なお、この会に先立つ1月末に、脇明子さんが、大きな反響を呼んだ『読む力は生きる力』の第二弾として書かれた『物語が生きる力を育てる』が、前作とおなじ岩波書店から発行される予定です。この本の内容は、例会のテーマとも大きくかかわっているとのことで、当日は出来立てほやほやのこの本についてのお話もしていただく予定です

参加費:一般500円、学生、準会員300円、高校生以下は無料
     岡山子どもの本の会会員は無料 準会員は300円
     
当日、入会することもできます(年会費3000円、学生会員と準会員1500円)
主 催:岡山子どもの本の会(代表 脇 明子)
問い合わせ先:TEL 086−281−6612(吉備こどものとも社)

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