講演会　『小学校３･４年生とノンフィクション絵本』
　　　　　−『たくさんのふしぎ』の編集経験から−
講師：時田史郎さん
日時：２００７年１０月１３日（土） １４：００〜１６：００
会場：ノートルダム清心女子大学　　５２０ＮＤ
　 　　　岡山市伊福町２−１６−９ （ＴＥＬ：０８６−２５２−１１５５）
　 　　　（大学構内には駐車場がありません。必ず、近隣の駐車場をご利用ください。）

　　　　　　　　　地図


　トンボの羽、カタクリの花、綿毛のような雲、雪の結晶----世界には、「なんて美しいんだろう」「なんてふしぎなんだろう」と感じさせてくれるものが、たくさん隠れています。子どもがそんなものに出会って、深く心をゆさぶられること----それを「センス・オブ・ワンダー」と呼び、知識を詰めこむことよりもはるかに大切だと主張したのは、だれもが気づかずにいた環境汚染の危機をいち早く指摘した『沈黙の春』で名高い、アメリカの思想家レイチェル・カーソンでした。
　福音館書店で長らく編集にあたってこられた時田史郎さんが創刊なさった雑誌『たくさんのふしぎ』は、このレイチェル・カーソンの思想への共鳴から生まれたものだそうです。たとえば、創刊号「いっぽんの鉛筆のむこうに」は、鉛筆の材料や製造工程だけでなく、世界各地でそれに関わった人々の暮らしにも触れ、手のなかの鉛筆が世界につながっていることの驚きで、子どもたちの視野を大きく広げてくれます。数々の本作りのエピソードを通して、子どもたちへの深い思いを語っていただきます。バートンの『ちいさいおうち』や『せいめいのれきし』､エッツの『赤ちゃんのはなし』にも触れてくだれるそうですので､お楽しみに。
　　　
　　

参加費：一般１０００円、学生、準会員５００円、高校生以下は無料
　　　　　岡山子どもの本の会会員は無料　準会員は５００円
　　　　　当日、入会することもできます（年会費３０００円、学生会員と準会員１５００円）
主　催：岡山子どもの本の会（代表　脇　明子）
問い合わせ先：ＴＥＬ　０８６−２８１−６６１２（吉備こどものとも社）

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