催しのご案内

講演会 ロシアの子どもの本について

講 師:松谷さやかさん
日 時:2004年11月6日(土) 14:00〜16:00
会 場:ノートルダム清心女子大学 使用する教室は未定です
     岡山市伊福町2−16−9 (TEL:086−252−1155)
     (大学構内には駐車場がありません。必ず、近隣の駐車場をご利用ください。)

         地図

 いま「岡山子どもの本の会」では、赤ちゃん絵本から幼年童話への橋渡しになる本まで150冊程度を厳選し、解説をつけて本にまとめようと準備ちゅうです。そのためにこの夏、有志の勉強会を何度か開き、本を選んでいったのですが、昔話絵本になると、なぜか日本とロシアのものばかりを選びがちなことに気がつきました。グリムの昔話などは、お話としてはおもしろくても、絵本にするとなるとむずかしいのに、『てぶくろ』『おおきなかぶ』『三びきのくま』『おだんごぱん』など、独特のあたたかさを持つロシアの昔話は、どうやら絵本という形にとてもなじみやすいようです。
 どうしてだろう、と首をひねっていて、そうだ、松谷さやかさんに来ていただこう、と思いつきました。ロシアの児童文学の翻訳者である松谷さやかさんは、パラン『まほうつかいバーバ・ヤガー』、スラトコフ『森からのてがみ』、ミトゥーリチ『お日さまを見つけたよ』、ウスペンスキー『フョードルおじさんといぬとねこ』、ワンゲリ『野ばと村の長ぐつぼうや』など、ロシアの昔話や物語をたくさん訳しておられます。いまは、来年、国際子ども図書館で開催される「ロシアの子どもの本展」の準備でお忙しいそうですが、快く来てくださることになりました。
 松谷さんは、『てぶくろ』や『おおきなかぶ』、『ロシアの昔話』など、優れた翻訳をたくさん遺された内田莉莎子さんの後輩で、とても親しくなさっていらしたとのこと。内田さんのお仕事のことも、ぜひみなさんに聞いていただきたい、と言ってくださいました。

参加費:一般1000円、学生、準会員500円、高校生以下は無料
     岡山子どもの本の会会員は無料 準会員は500円
     当日、入会することもできます(年会費3000円、学生会員と準会員1500円)
主 催:岡山子どもの本の会(代表 脇 明子)
問い合わせ先:TEL 086−281−6612
(吉備こどものとも社)
  
  


講演会、例会案内バックナンバー


HOME

HOME