子どもたちに昔話を
日時:2018年1月20日(土) 14:00〜16:00
会場:ノートルダム清心女子大学 中央棟4F640ND
     岡山市伊福町2−16−9 (TEL:086−252−1155)
     (大学構内には駐車場がありません。必ず、近隣の駐車場をご利用ください。)

         地図

 幼いときに、身近な大人たちから昔話を語ってもらい、ハラハラしたりドキドキしたり、期待どおりの結末になって大満足したりといった経験は、子どもの一生を支えていく、とても大きな力になりますし、想像力や感情を働かせて、目に見えない出来事を追っていくことは、のちの読書にもつながっていきます。
 ところが、いま、昔話というと、「アニメ日本むかしばなし」しか思い浮かばない、「シンデレラ」や「白雪姫」は、ディズニー作のお話だと思っている、という若い人たちが増えています。こんな時代に私たちは、どうやって子どもたちに、また、子どもを育てていく若い人たちに、昔話の大切さやおもしろさを伝えていけばいいのでしょう。
 次の例会では、昔話の語り、お勧めの昔話集や絵本の紹介、昔話の深いメッセージについての解説などを通して、いまの子どもたちに昔話を手渡していくための方法を探っていきます。どうぞお楽しみに。

追記:
 新年早々、悲しいお知らせですが、『ハイジ』『バンビ』『ジム・ボタンの機関車大旅行』などの翻訳でみなさまもよくご存じの、ドイツ語圏の児童文学の翻訳者、上田真而子さんが、昨年12月17日に亡くなられました。上田さんは、「岡山子どもの本の会」を、発足当初から熱心に応援してくださり、講演にも2回いらしてくださっています。
 そこで、1月20日(土)に開催予定の例会では、当初予定していた昔話についての発表を半分に減らし、半分の時間を使って、上田真而子さんのお仕事を振り返ったり、写真等もお目にかけながら、その温かいお人柄を物語るエピソードをご紹介したりすることにいたしました。どうぞお出かけくださいますよう、よろしくお願い申し上げます。
 なお、会場は、中央棟3階630NDとご案内しておりましたが、4階640NDに変更になりました。


参加費:一般500円、大学生300円、高校生以下は無料
     岡山子どもの本の会会員と学生会員は無料 準会員は300円
     当日、入会することもできます(年会費3000円、学生会員1500円、準会員2000円)
主 催:岡山子どもの本の会(代表 脇 明子)
問い合わせ先:TEL 086−281−6612
(吉備こどものとも社)

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