ユダヤの人々、イスラエルの人々
−ことばと暮らしから−
講師:母袋夏生さん
日時:2017年11月11日(土) 14:00〜16:00
会場:ノートルダム清心女子大学 中央棟3F630ND
岡山市伊福町2−16−9 (TEL:086−252−1155)
(大学構内には駐車場がありません。必ず、近隣の駐車場をご利用ください。)
地図
世界のさまざまな国、さまざまな人々のことを知るのに、その国の子どもたちにむかって語られてきた昔話や伝説、その国で生まれた絵本や児童文学は、楽しみながら学べる、何よりの入り口です。「岡山子どもの本の会」では、これまで、さまざまな国の児童文学や絵本を翻訳しておいでの方々をお招きし、子どもの本を入り口としてその国の文化に親しむことを、一つのシリーズとして続けております。 今回もその一つですが、いつもとちょっとちがうのは、講師としてお招きした母袋夏生さんが翻訳しておられるヘブライ語の児童文学が、イスラエルという一つの国のものであるという以上に、千年以上ものあいだ、自分たちの国を持つことなく、ヨーロッパ、ロシア、アメリカなどに散らばって暮らし、それでも独自の文化を保ち、高名な芸術家、科学者、思想家、企業家などを送り出すとともに、激しい迫害にもさられてきた、ユダヤの人々のものでもあるということです。 当日は、母袋さんが数多く訳してこられたヘブライ語の子どもの本を中心に、さまざまな絵本や物語を取り上げながら、世界各地で暮らしてきたユダヤの人々の言葉や暮らしのこと、民話のこと、現代のイスラエルの言葉や暮らしのことなどについて、語ってくださるとのこと。つい最近もイスラエルへ行ってこられたそうで、珍しいお話がたくさんうかがえそうです。お楽しみに。 |